介護職に興味を持っている方の中には、将来性について気になっている方もいるでしょう。
就職をするにしても、転職をするにしても、できるだけ将来性の高い業界を選びたいですよね。
そこでこの記事では、介護職の現状と将来性、これから介護職で活躍するためにはどうすればいいのかということについて、詳しく解説していきます。
まずは、介護職の現状について詳しく見ていきましょう。
介護職は、ネガティブなイメージを持たれることが多いです。
具体的には、
「辛そう」
「給料が安そう」
「体力的にキツそう」
という感じです。
このようなことから、どちらかというと人気が低い仕事になってしまっています。
ただし、大変なことや辛いことだけではなく、介護職でしか味わえない魅力ややりがいがあるということも覚えておいてください。
今紹介したように、介護職はネガティブなイメージを持たれることが多く、人気が比較的低いです。
このようなことから、慢性的な人手不足に陥っています。
特定のエリアや特定の施設だけでなく、業界全体で人手不足が問題視されているのです。
そんな介護職ですが、実は将来性が高いと言われています。
以下、その理由について詳しく見ていきましょう。
ほとんどの方がご存じだと思いますが、現代の日本では少子高齢化が進んでいます。
これにより、今後さらに介護職の需要が高まると言われているのです。
需要が高まるというのは、言い換えれば仕事がなくなる心配がないということですので、
「長く働ける仕事を見つけたい」
と考えている方に最適と言えます。
何度も解説しているように、介護職は慢性的な人手不足に陥っています。
このようなことから、どの施設でも積極的に求人を募集しています。
求人が多いということは、自分に合う条件の職場をある程度自由に探せるということですので、快適且つ楽しく働きたいと考えている方は、是非介護職に挑戦してみてください。
介護職は、
・給料が低い
・休みが取れない
・一人当たりの業務が多い
など、様々な問題を抱えていました。
現在においても、解決しきれていない問題がいくつかあるのですが、最近は少しずつ待遇が改善されつつあります。
なぜなら、需要の増加に伴い、国を挙げて介護職の待遇改善を図っているからです。
今後さらに、給料や働き方など、様々な問題や課題が解決されていくと思いますので、興味がある方は是非介護職に挑戦してみてください。
女性が活躍しやすいということも、将来性があると言われている理由の1つです。
男女平等が謳われている昨今ですが、完全なる平等を実現している業界は比較的少ないです。
介護業界は、どちらかというと女性の割合が多いため、キャリアアップを目指したいと考えている方にも最適と言えます。
では最後に、介護士として活躍するためのコツについて、詳しく解説していきます。
介護士として活躍するためには、できるだけ早く挑戦して経験を積むことが大切です。
より多くの経験を積むことができれば、業界の知識が豊富になるだけでなく、介護士としてのスキルも高められるようになります。
その結果、
・転職で有利になる
・年収アップを狙える
・役職を狙える
というようなメリットを得られるようになるのです。
介護士として活躍するためには、資格を取得することが大切です。
介護士は現状無資格でも挑戦することができます。
（※2024年4月から「認知症介護基礎研修」の習得が義務化される）
ただ、無資格の場合は、行えない業務もいくつか出てきてしまうのです。
介護士の業務には、
・身体介護
・生活援助
上記2つの種類があるのですが、資格を取得していないと身体介護を行うことができません。
資格を取得することによって、身体介護を含め、行える業務が多くなりますので、介護士としてのキャリアを積み上げやすくなるのです。
介護士として活躍するためには、自分に合う職場や自分に合う働き方を選ぶことが大切です。
介護施設には様々な種類があり、雇用形態にも多くの種類があります。
目的や年齢、性格によって向いている施設や雇用形態が変わってきますので、慎重に選びましょう。
介護職未経験者の中には、施設で働くことを想像している方もいると思いますが、利用者の自宅に行き、その場で介護サービスを提供する「訪問介護」という働き方もあります。
また、介護業界特有の「登録ヘルパー」という雇用形態もありますので、しっかりと情報を集めたうえで、自分に合った働き方を見つけていきましょう。
介護職は、ネガティブなイメージを持たれることが多いですが、将来性はかなり高いです。
現在においても、少しずつ業界改革が始まっていて、介護士の待遇が良くなりつつあるのです。
この記事を見ている方の中で、少しでも介護職に興味を持っている方がいるのであれば、思い切って挑戦してみましょう。
