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認定介護福祉士とはどんな資格?取得難易度や取得のメリットを徹底解説!

介護業界でのキャリアアップを目指している方の中には、

「認定介護福祉士って何?」

という疑問を抱えている方もいるでしょう。

そこでこの記事では、認定介護福祉士の特徴や取得難易度、取得のメリットなどについて詳しく解説していきます。

認定介護福祉士とは?

認定介護福祉士というのは、介護業界における国家資格「介護福祉士」の上位資格となります。

現在においてはまだそこまで知名度が高くありませんが、介護業界の需要が伸びていることなどから、今後間違いなく重宝する資格ですので、興味がある方は是非挑戦してみてください。

目的

認定介護福祉士の目的は、介護士としての資質を高め、社会的な要請に応えていくことです。

もっと簡単に言えば、介護福祉士よりもさらに実践力を身につけた介護士を輩出することが目的となっています。

取得難易度

認定介護福祉士は、所定のカリキュラムを受講することによって取得できます。

そのため、取得する難易度はそこまで高くないと言えます。

ただし、

・介護福祉士としての実務経験5年以上
・現任研修を100時間以上受講
・所定のレポート課題あるいは受講試験において好成績を収める

などの条件を満たす必要がありますので、受験資格を獲得するまでの難易度はかなり高いです。

取得費用

認定介護福祉士のカリキュラムは合計で600時間となり、全てのカリキュラムを修了するまでに1年半程度かかります。

また、受験費用は60万円前後が目安となりますので、時間的にも経済的にも比較的ハードルが高いです。

とはいえ、近年では所属している介護施設が資格取得費用のサポートを行ってくれるケースも増えてきていますので、興味がある方は上司に相談してみることをおすすめします。

認定介護福祉士の代表的な3つの役割

では次に、認定介護福祉士の代表的な3つの役割について詳しく解説していきます。

サービスマネージャー

質の高い介護サービスを提供するためには、介護職員への教育や指導、サービスマネジメントが大切です。

認定介護福祉士になると、このような業務も任されるようになりますので、今よりもさらに大きなやりがいを感じられるようになります。

関係スタッフとの連携の中核を担う者

介護サービスにおいては、

・医療職
・リハビリテーション職
・利用者の家族

などとの連携が重要です。

このような関係スタッフ、関係機関との連携を図るのも、認定介護福祉士の仕事です。

介護力向上のための助言や支援をする者

認定介護福祉士は、

・家族介護者への支援
・地域の施設や事業所へのアドバイス

などの役割も担っています。

利用者一人ひとりへの介護力を高めるだけでなく、利用者が暮らす地域全体の介護力を向上させるのも、認定介護福祉士の仕事の1つなのです。

認定介護福祉士のメリット、デメリット

では次に、認定介護福祉士を取得するメリットと、デメリットについて詳しく見ていきましょう。

メリット

認定介護福祉士を取得することによって、リーダー級の介護職員であることを証明できるようになります。

これにより、利用者を安心させられるようになるだけでなく、賃上げ交渉や待遇交渉なども行いやすくなるのです。

また、介護業界のより深い部分を知れるようになりますので、キャリアアップを図りたいと考えている方にも最適と言えます。

デメリット

認定介護福祉士を取得するデメリットは、難易度が高いことです。

先ほども解説したように、資格取得の難易度はそれほど高くありませんが、認定介護福祉士の受験資格を得るまでの難易度がかなり高いと言えます。

また、受験費用も60万円前後かかるケースが多く、費用面でのハードルも高いです。

認定介護福祉士になった後のキャリアパス

認定介護福祉士を取得することによって、様々な選択肢を得られるようになります。

中でも最もおすすめなのが、訪問介護事業所です。

認定介護福祉士を取得したうえで訪問介護に従事することによって、サービス提供責任者になれる可能性が高くなります。

サービス提供責任者は、訪問介護における中心的な業務を行いますので、それに伴ってやりがいも大きくなりますし、給料も上がっていきます。

また、資格を持っているだけで手当てがつき、給料が上がるケースもありますので、待遇を改善したいと考えている方にも最適です。

更に、介護福祉士の上位資格を持っているということを利用者及び利用者の家族にアピールできるようになりますので、安心して介護サービスを受けてもらえるようになるのです。

訪問介護は、大きなやりがいを得られる魅力的な仕事です。

興味がある方は、是非挑戦してみてください。

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まとめ

認定介護福祉士というのは、介護福祉士の上位資格です。

介護福祉士とは違い、民間資格となりますが、信頼性や希少性はかなり高いです。

現時点ではそこまで知名度が高くありませんが、今後間違いなく需要が伸びてくる資格と言えますので、介護業界でのキャリアアップを狙っている方は、早い段階で挑戦することをおすすめします。

ただし、認定介護福祉士の取得には比較的長い期間が必要になりますし、数十万円前後の費用がかかりますので、慎重に検討していきましょう。

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