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訪問介護におけるスキルアップ、ステップアップを目指している方の中には、
「重度訪問介護従業者研修って一体何?」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、重度訪問介護従業者研修の特徴や取得するメリット、資格取得後のキャリアパスについて詳しく解説していきます。
重度訪問介護従業者研修というのは、障がい程度区分4~6に該当する、重度障がいを抱えている方への介護サービスに必要な資格です。
かつて、重度訪問介護の対象者は「身体障がい者のみ」となっていましたが、2014年から、
・知的障がい者
・精神障がい者
が加わり、現在においては3障がいが対象となっています。
重度訪問介護従業者研修は、最短3日での取得が可能な資格となり、すぐにキャリアアップを行いたいと考えている方にも最適です。
では次に、重度訪問介護従業者研修を取得するメリットについて、詳しく見ていきましょう。
重度訪問介護従業者研修を取得することによって、介護従事者としてのスキルアップに繋げられるようになります。
重度障がいに対する知識や理解が深まりますので、利用者が求めているサービスを提供できるようになるのです。
また、介護従事者としてスキルアップできれば、給与アップなどにも繋げやすくなりますので一石二鳥と言えます。
少子高齢化に伴い、重度訪問介護利用者の数も増えています。
現在は、介護従事者の人手不足が加速していることもあり、重度訪問介護従業者研修を取得することによって、転職を有利に進められるようになるのです。
重度訪問介護従業者研修を取得することによって、行える業務の幅が広がります。
また、重度障がいに対する知識も深められるようになりますので、様々な施設で働けるようになるのです。
地域によっては、重度訪問介護従業者研修のカリキュラムの中に、喀痰吸引等研修が組み込まれていることがあります。
この場合、重度訪問介護従業者研修を取得した段階で、
・たん吸引
・経管栄養
に関しても行えるようになりますので、活躍の場が広がるだけでなく、給与アップの可能性も高くなるのです。
では次に、重度訪問介護従業者の仕事内容について、詳しく見ていきましょう。
重度訪問介護従業者は、重度障害を抱えている方に対して、
・入浴介助
・食事介助
・排泄介助
・移動介助
などを行います。
重度訪問介護従業者研修は、今紹介した身体介護だけでなく、
・調理
・洗濯
・掃除
などの家事援助、生活援助も仕事の1つです。
ただ、重度障がいを抱えている方であっても、調理や掃除などは自分自身で行えるケースもあります。
このような場合、重度訪問介護従業者が全て行うのではなく、利用者と一緒になって行う形になります。
利用者の危険な行動を予防するのも、重度訪問介護従業者の大事な仕事です。
特に、強度行動障がいを持っている方は、危険な行動を取ってしまう可能性が高いため、注意深く行動を見守る必要があります。
では最後に、重度訪問介護従業者研修を取得した後のキャリアパスについて詳しく見ていきましょう。
重度訪問介護従業者研修を取得した後に、訪問介護事業所に転職する方もたくさんいます。
一般的な訪問介護事業所では、障がいを持った方だけでなく、高齢者の方の介護も行います。
とはいえ、重度訪問介護従業者研修で培ったスキルや知識は間違いなく活かせますし、利用者やその家族からの信頼も得やすくなりますので、興味がある方は是非「訪問介護」に挑戦してみてください。
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重度訪問介護事業所は、
・重度の肢体不自由
・重度の知的障がい
・重度の精神障がい
を持つ方の訪問介護がメインです。
重度訪問介護従業者研修の基礎課程のみを修了している場合は、支援区分~5までの利用者に対する介護が行えます。
追加過程もしくは、総合過程を修了している場合、支援区分6までの利用者を支援できるようになります。
重度訪問介護従業者研修というのは、障がい支援区分4~6に該当する重度障害を持つ方の介護を行うために必要な資格のことです。
この資格を取得することによって、介護従事者としてのスキルアップに繋がるだけでなく、転職にも有利になります。
また、重度障害に関する知識や理解が深まりますので、利用者やその家族からの信頼も獲得しやすくなるのです。
重度訪問介護従業者研修を取得した後は、一般的な訪問介護事業所や重度訪問介護事業所での勤務が一般的と言えます。
重度障害を抱えている方のサポートは、決して簡単ではありませんが、その分やりがいも大きい仕事と言えますので、興味がある方は是非挑戦してみてください。