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グループホームってどんな施設?仕事内容や向いている人の特徴を紹介!

「誰かの役に立ちたい」

「ハンディキャップがある方のサポートをしたい」

と考えている方には、グループホームでの勤務がおすすめです。

とはいえ、

「グループホームって一体何?」

という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。

そこでこの記事では、グループホームの特徴や仕事内容、給与水準や働くメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。

グループホームとは?

グループホームというのは、認知症を患っている高齢者や、知的障がい、身体障がいのある高齢者が共同生活をする施設のことを指します。

地域密着型のサービスとなっていて、各地域に複数のグループホームが存在しています。

グループホームで働く介護職員の仕事内容

では次に、グループホームで働く介護士の仕事内容について、詳しく見ていきましょう。

生活全般のサポート

グループホームで働く介護職員の主な仕事は、生活全般のサポートです。

この施設は、家庭的な環境下で生活を送るための施設ですので、1から10まで介護職員が行うわけではありません。

ただ、中には、

・料理
・洗濯
・掃除

などの身の回りのことが思うように行えない方もいます。

このような方のサポートや援助を行うのが、介護職員の主な仕事です。

身体介護

利用者の身体介護も、介護職員の仕事です。

身体介護というのは、

・食事の介助
・排泄の介助
・入浴の介助

などのことを指します。

入浴や排せつの介助は、かなりデリケートな業務となりますので、利用者の自尊心を傷つけないように、慎重に行っていかなければなりません。

レクリエーション

利用者と一緒になって行うレクリエーションの企画や運営も、介護職員の仕事です。

レクリエーションには、ストレス発散効果もありますし、認知症の進行を遅らせる効果もあるため、重要な業務と言えます。

リハビリ

認知症の進行を遅らせるために、本格的なリハビリも行います。

リハビリも介護職員の仕事の1つですが、全てを介護職員だけで行うというわけではなく、

・理学療法士
・作業療法士

などの専門家と協力しながら行うのが一般的です。

グループホームの給与水準は?

グループホームの給与水準は、各施設や持っている資格などによっても異なりますが、常勤職員の月収は26万円前後となっています。

介護職全体的にみると、若干給与水準が低いと言えるでしょう。

ただ、スキルや資格の有無によってこれ以上の給与を受け取れるケースもありますし、中には賞与を用意している所もありますので、

・グループホーム=給与が低い

と一概に断言することはできません。

グループホームで働くメリット、デメリット

では次に、グループホームで働くメリットと、デメリットについて詳しく見ていきましょう。

メリット

グループホームで働くメリットは、大きなやりがいを感じられるということです。

認知症や知的障がい、身体障がいを持つ方の介護やサポートというのは決して簡単ではありません。

場合によっては、頭を抱えてしまったり、壁にぶつかってしまうこともあるでしょう。

ただ、このようなトラブルを乗り越え、利用者が求めているサービスやサポートを提供できた時や、感謝の言葉を貰えた時は、言葉にならないほどの喜びや達成感を得られます。

デメリット

グループホームで働くデメリットとしては、専門的な知識とスキルが必要になることです。

認知症や障がいに対する専門的な知識がないと、どのようにサポートしていいのかわからず、利用者に満足してもらえるようなサービスを提供できなくなります。

こうなってしまうと、仕事に対するモチベーションや自信を失ってしまい、転職を検討せざるを得ない状態になる可能性が高まりますので注意しましょう。

グループホームでの勤務に向いている人の特徴

グループホームでの勤務に向いているのは、

・利用者のことを考えられる方
・利用者の気持ちに寄り添う努力ができる方

などです。

認知症や障がいを患っている方の中には、思うように自分の気持ちを伝えられない方もいます。

このような方の意志や希望をしっかりと汲み取り、それをサービスに反映させることができれば、利用者からの信頼を獲得できるようになるのです。

働き方に悩んでいる介護職員には「訪問介護」もおすすめ

グループホームでの勤務は決して簡単ではありませんが、大きなやりがいを得られます。

ただ、認知症や知的障がい、精神障害を持っている方へのサポートとなりますので、高度な知識とスキルが必要になります。

中には、

「興味はあるけど、グループホームで働けるだけの知識とスキルがない」

と悩んでいる方もいるでしょう。

そのような方は、ひとまず訪問介護に挑戦して、知識やスキル、経験を身につけることがおすすめです。

訪問介護も決して簡単ではありませんが、一対一でサービスを提供するため、介護職員に必要な技術を効率的に身につけられるようになります。

また、利用者との関係値も深めやすい仕事ですので、介護職のやりがいや魅力を実感したいと考えている方にも最適です。

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まとめ

グループホームというのは、認知症や知的障がい、精神障がいを持っている方が生活をするための施設です。

少人数施設となりますので、一人ひとりとしっかりと向き合いながらサポートを提供できます。

グループホームで勤務することによって、他の施設では経験できないような経験ができたり、達成感を味わえたりします。

ただし、他の施設とは違う辛さや大変さがあり、高度な知識やスキル、経験が必要になりますので、自分の適性を判断したうえで転職するかどうかを検討していきましょう。

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