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介護職に従事している方の中には、
「もう辞めようかな」
と考えている方もいるでしょう。
ただ、安易な考えで退職をするのは未来の可能性を潰す可能性が高く、あまりおすすめできません。
そこでこの記事では、介護職を辞めたいと感じる原因は何か、介護職を辞めたいと感じた時に考えるべきことは何かということについて詳しく解説していきます。
まずは、介護職を辞めたいと感じる原因として考えられることをいくつか紹介していきます。
原因がはっきりしていないと、辞めるのか、続けるのかという判断ができなくなり、自分をどんどん追い込んでしまいますので、自分と向き合いながら原因を探っていきましょう。
介護職を辞めたいと考えている方の中には、人間関係の悩みを抱えている方もたくさんいます。
介護職には、様々な方が働いていますし、それぞれが熱意を持って働いていますので、人間関係のトラブルが起こりやすいです。
また、介護職はどちらかというと女性の割合が多いため、女性ならではのトラブルなども起こりやすいと言えます。
どの仕事においても人間関係のトラブルがつきものですが、介護職に関しては特にその悩みが深刻になりがちです。
人間関係のトラブルを放置したり、間違った方法で対処したりすると、余計に自分の首を絞めることになりますので注意しましょう。
人間関係の悩みを抱える介護士は多い?
良好な人間関係を維持するコツは?
介護職を辞めたいと考えている方の中には、仕事が自分に合っていないと感じている方も多いです。
介護職は、一般職と違って数字による結果も求められませんし、短期間ではっきりとした成果を出すこともできませんので、
「やりがいがない」
と感じてしまう方もいます。
ただ、介護職にしかないやりがいや達成感もあります。
辞めたいと感じる方ややりがいがないと感じている方は、介護職の魅力に気づけていない可能性が高いです。
悩みや不安があると、視野が狭くなりがちですが、これだと余計に介護職に対するネガティブなイメージが膨らみやすくなりますので、一旦冷静になったうえで自分が従事している介護職という仕事のやりがいや魅力などを探してみましょう。
介護職は体力を使う仕事です。
また、命を預かる仕事ということもあり、責任も重大です。
ただ、現状は介護職の給料が比較的低水準となっていて、
「こんなに頑張っているのに全然稼げない」
と悩んでいる方もたくさんいます。
とはいえ、介護サービスの需要増加に伴い、現在は国を挙げて介護職員の待遇改善や給料改善に取り組んでいます。
実際に、少しずつ介護職員の給与水準は上がっていますし、資格を取得することによって手当を貰えるケースもありますので、
「給料が安いからやめる」
と考えるのではなく、
「給料を上げるためにはどうすればいいのか?」
ということを考えるようにしましょう。
先ほども解説したように、介護職はとてもハードな仕事です。
夜勤がある施設で働いている場合、生活リズムが不規則になったり、体力が持たなくなってしまったりすることもあります。
人間は体が資本ですので、体を壊してまで介護職に従事する必要はありません。
ただ、介護施設には、夜勤がない所や残業が少ないところもありますので、辞めるという決断をする前に、
「自分が今よりも輝ける職場はどこか」
「今よりも体力の負担が少ない職場はないか」
を考えるようにしましょう。
介護職には様々な方が従事していて、それぞれが熱意を持って働いています。
この記事を見ている方も、介護職に対する考え方やこだわりがあるでしょう。
これは大変素晴らしいことなのですが、場合によっては自分の考えが施設の経営陣と合わないことがあります。
そうなってしまうと、徐々に仕事に対する不満が溜まってしまい、モチベーションが低下してしまうのです。
それぞれの施設によって方針や理念が異なりますので、辞めるという決断をする前に、自分と同じ考えの施設がないかどうかをリサーチしてみることをおすすめします。
では次に、介護職を辞めたいと感じた時に考えるべきことをいくつか紹介していきます。
介護職を辞めたいと感じた場合は、まず今の仕事にやりがいを感じているかどうかを考えてみてください。
中には、
「やりがいなんて1つもない」
という方がいるかもしれませんが、利用者からありがとうと言われたときや、利用者のできることが増えた時などはとても嬉しいですよね。
仕事全体に不満を感じると、小さな喜びややりがいに気づけなくなってしまうこともありますので、一旦冷静になったうえでやりがいや喜びを感じられているかどうかを考えてみてください。
これらを考えたうえで、
「やりがいや達成感を一切感じられていない」
と判断した場合は、退職に向けて動き出していきましょう。
介護職を辞めたいと考えている方は、今後のキャリアプランについて考えてみてください。
やりたいことや将来の夢があり、それが介護職以外なのであれば、そのまま転職をしても良いでしょう。
ただ、
「やりたいことがない」
「とにかく介護職を辞めたい」
という理由で退職や転職をしてしまうと、後悔する可能性が高くなりますので注意が必要です。
仕事や待遇、人間関係に不満があると、全てが嫌になり視野が狭くなります。
ただ、この状態で転職をしても良いことは1つもありません。
大切なのは、自分を客観的に見たうえで、転職すべきなのかどうかを判断することです。
自分自身を俯瞰するスキルがないと、仮に退職や転職をしたとしても、自分が思い描く未来を手に入れられなくなることがありますので注意してください。
では次に、介護職を辞めた方が良い方と、続けた方が良い方の特徴について詳しく解説していきます。
介護職を辞めた方が良いのは、
という方です。
介護職は非常に魅力的な仕事ですが、自分の感情や夢に蓋をしてまで行う必要はありませんので、どうしても耐えられないという場合は転職を検討してみましょう。
介護職に従事している方の中で、
上記理由で退職や転職を検討している方がいるのであれば、もうしばらく続けてみることをおすすめします。
なぜなら、このような安易な考えで転職をしても自分の理想を手にできるとは限らないからです。
今の仕事に不満や不安があるのはわかりますが、すぐに辞めると後悔する可能性が高いため、先ほどの「介護職を辞めたいと感じた時に考えるべきこと」で紹介した3つの内容についてしっかりと考えたうえで決断することをおすすめします。
「今の仕事がどうしても耐えられない」
という方は、介護職から離れるのではなく、別の施設に転職するのがおすすめです。
介護サービスや介護施設には様々なものがあり、それぞれで提供しているサービスも違いますし、特徴も異なります。
中には、
「今の施設が自分に合っていないだけ」
という方もいますので、介護業界を離れず、施設を変えるという選択を取ってみるのがおすすめです。
今の職場に不満や不安がある方は、是非「登録ヘルパー」に挑戦してみてください。
登録ヘルパーは、利用者に対して一対一でサービスを提供するため、大きなやりがいを得られますし、
登録ヘルパーという訪問介護独自の雇用形態を選択することによって、ワークライフバランスを実現させられる可能性も高くなります。
登録ヘルパーについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、興味がある方は是非チェックしてみてください。
介護職を辞めたいと考えている方はたくさんいると思いますが、勢いに任せて退職や転職をするのはあまりおすすめできません。
実際に、勢いで介護職から離れ、
「やっぱり辞めなければ良かった」
と後悔している方はたくさんいます。
このような状態にならないためにも、今回紹介したことを参考にしながら、本当に介護職を辞めるべきなのか、どうすれば楽しみながら仕事が行えるようになるのかを考えてみてください。