登録ヘルパーに興味を持っている方の中には、
「大変って聞くけど、実際のところどうなの？」
というような疑問を抱えている方がたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、ホームヘルパーとして働く方が実際に感じている悩みや不安と、その対処法について詳しく解説していきます。
ホームヘルパーにはたくさんの魅力、メリットがありますが、お金をいただいてサービスを提供する以上は、大変なことや辛いことなどもあります。
以下、実際にホームヘルパーとして働いている方が感じている不安や悩みについて、詳しく解説していきます。
ホームヘルパーとして働いている方の中には、
「サービス外の仕事を依頼されて困っている」
という方もいます。
自分たちの仕事内容を丁寧に説明し、理解してもらえれば問題ないのですが、中には食い下がらない方や、理解してくれない方もいます。
ホームヘルパーになって間もない方の中には、
「言われたことを全てこなすのがホームヘルパーの仕事だ」
と勘違いしてしまい、本来は提供範囲外のサービスを、仕方なく行ってしまっている方もいるのです。
万が一、利用者の方から提供範囲外の依頼をされた場合や、提供範囲外の可能性がある相談をされた場合は、丁寧に説明したうえできっぱりと断るようにしましょう。
それでも相手が食い下がってくれない場合は、上司に相談をして、代わりに説明してもらうことをおすすめします。
ホームヘルパーとして働いている方の中には、
「利用者との相性が悪い」
「関係構築がうまくいかない」
と悩んでいる方もいます。
ホームヘルパーも人間ですし、利用者の方も人間ですので、どうしても「合う、合わない」が生まれてしまうのです。
ただ、相性があまり良くない利用者の方と、いかに良好な関係を築けるかというのも、ホームヘルパーの腕の見せ所です。
相手を知る努力をしたり、共通点を探したりしながら、良好な関係を構築していきましょう。
ハラスメント被害に悩んでいるホームヘルパーも一定数存在しています。
ホームヘルパーは、事業所でのサービス提供ではなく、利用者の方の自宅に出向いてサービスを提供しますので、周囲の目がありません。
中には、このような環境を良いことに、ホームヘルパーに様々なハラスメントを行う利用者の方もいるのです。
よくあるハラスメントや、ハラスメント被害にあった場合の対処法については、こちらの記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
介護現場におけるハラスメント対策 ※厚生労働省「介護現場におけるハラスメント対策」参照
先ほども解説したように、ホームヘルパーは利用者の方の自宅に出向いてサービスを提供します。
一人の時間が多いため、「気楽に働けて良い」と感じる方も多くいますが、中には、「仕事仲間がいなくて寂しい」 と感じる方もいるのです。
ホームヘルパーになりたての方の中には、「一人での介護が不安・・・」という不安や悩みを抱えてしまう方も多くいます。
そのような時は、サービス提供責任者に同行訪問をお願いしてみましょう。
ホームヘルパーとして働いている方の中には、
「移動時間が長すぎる」
「利用者の方の自宅に行くまでに時間がかかりすぎている」
と悩んでいる方もいます。
長時間の移動が、体調や体力的に難しい場合は、事業所に相談してみましょう。
ホームヘルパーの移動時間は、給料に含まれないケースが多いです。
このようなことから、
「拘束時間が長いにもかかわらず、給料が低い・・・」
という悩みを抱えてしまっている方もいます。
そんな時は、
などを、上司と一緒に行ってみてください。
利用者の介護レベルによって、提供するサービスが異なるため、
「本当に満足してもらえているのかな・・・」
と不安になってしまっている方もたくさんいます。
ホームヘルパーとして働く以上、利用者の方に心から喜んでもらえるサービスを提供したいものですよね。
自分のサービスに自信がない方は、サービス提供責任者に相談をして、
を行ってもらいましょう。
ホームヘルパーは決して簡単な仕事ではなく、大変なことや辛いこともたくさんあります。
ただ、自分の課題や悩みを解決し、ホームヘルパーとしてレベルアップすることができれば、達成感や自信に繋がり、仕事に対するモチベーションも向上していくでしょう。
また、ホームヘルパーは利用者の方から直接「ありがとう」という言葉を聞ける仕事でもありますので、
「やりがいのある仕事に就きたい」
と考えている方には最適と言えるのです。
ホームヘルパーとして働いている方の中には、不安や悩みを抱えている方もたくさんいます。
そのような方は、悩みの原因を明確にしたうえで、「どうすれば解決できるのかな？」ということを真剣に考えてみましょう。
この時に、一人で考え込んでしまう方もいるのですが、これでは解決策が見つかりにくいです。
仕事における不安や悩みを抱えてしまった時は、遠慮や我慢をすることなく、上司に相談するようにしましょう。
