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掃除の範囲や注意点も徹底解説!

登録ヘルパーにおける掃除のコツ!
掃除の範囲や注意点も徹底解説!

登録ヘルパーの仕事をしている方の中には、

「掃除ってどうやればいいの?」

という疑問や不安を抱えている方もいるでしょう。

登録ヘルパーにおける掃除は、介護施設の掃除とは特徴ややり方が変わりますので、事前に知識を身につけておくことが大切です。

そこでこの記事では、>登録ヘルパーにおける掃除のコツや注意点について詳しく解説していきます。

登録ヘルパーが行えない掃除とは?

登録ヘルパーでは、行える掃除と行えない掃除があります。

以下、登録ヘルパーが行えない掃除について詳しく見ていきましょう。

家族と共用部分の掃除

登録ヘルパーというのは、自分一人では日常的な生活ができない高齢者をサポートする仕事です。

そのため、家族と共用部分の掃除については業務対象外ということになります。

時には、庭などの共用部分の掃除をお願いされることもあると思いますが、登録ヘルパーは家政婦さんではありませんので、できることとできないことをしっかりと伝えるようにしましょう。

大がかりな掃除

登録ヘルパーが行えるのは、日常的な掃除のみです。

日常的な範囲を超える大掛かりな掃除を登録ヘルパーが行うことはできません。

例えば、

  • 年末の大掃除
  • ゴミ屋敷と化している家全体の掃除
  • 庭の草むしり
  • 家具の移動を伴う大掛かりな掃除

などです。

大掛かりな掃除と日常的な掃除は判断が非常に難しいのですが、生活に直接かかわりがない掃除については行うことができませんので是非覚えておいてください。

どうしても自分では判断できないという場合や、利用者が納得してくれない場合は事業所に連絡をして対応してもらうようにしましょう。

普段使っていない場所の掃除

何度も解説しているように、登録ヘルパーは高齢者の日常生活をサポートするための仕事です。

そのため、普段使っていない場所の掃除を行うことはできません。

例えば、利用者が1階で生活をしていて、2階を物置代わりに使っている場合、1階部分の掃除は行えますが、2階部分の掃除は行えませんので注意してください。

登録ヘルパーができる掃除とは?

登録ヘルパーが掃除をする時の注意点

では次に、登録ヘルパーが掃除をする時の注意点について、詳しく見ていきましょう。

してはいけないこと、できないことを理解する

今紹介したように、登録ヘルパーにおける掃除では、できることとできないことがあります。

登録ヘルパーが事前にできることとできないことを理解しておかないと、スムーズに業務を遂行できなくなります。

利用者は、登録ヘルパーができることとできないことを理解していないケースもあり、悪気なく業務対象外の掃除を依頼してくるケースもありますので、正しい知識を身につけておくようにしましょう。

「やっていいのか、ダメなのかわからない」

という内容を自分の判断で引き受けてしまうと、担当が変わった時に、

「この前の登録ヘルパーさんはやってくれたのに!」

というトラブルに発展する可能性が高くなりますので、必ず事業所に確認をするようにしてください。

利用者としっかりと打ち合わせをする

登録ヘルパーにおける掃除では、利用者としっかりと打ち合わせをすることが大切です。

例えば、

  • どこを掃除するのか
  • どの範囲まで掃除するのか
  • 物をどける必要はあるのか

などをしっかり相談しておかないと、トラブルに繋がる可能性が高くなりますので注意しましょう。

物は慎重に扱う

登録ヘルパーにおける掃除は、自分の家を掃除するのとはわけが違います。

自分の家を掃除する場合、全て自分の責任ですので、何をどこに片付けようと、何を捨てようと自分の自由です。

ただし、利用者宅を掃除する場合は、利用者の希望ややり方を最優先する必要があります。

自分では、

「捨ててもいいだろう」

と思っても、利用者が反対した場合は残しておかなければなりません。

また、物を雑に扱って壊してしまった場合、大きなトラブルに発展する可能性が高くなりますので、全ての物を慎重に扱うようにしてください。

では最後に、登録ヘルパーにおける掃除をスムーズ且つ確実に終わらせるコツを紹介していきます。

掃除中も利用者に気を配る

登録ヘルパーはあくまでも利用者のサポートがメインです。

掃除も大事な仕事の1つなのですが、掃除に集中してしまうと、利用者のケアが疎かになってしまうことがあります。

掃除を始めると、つい掃除ばかりに気を取られてしまいますが、これでは利用者に万が一のことがあった時に対応できなくなりますので、掃除中も利用者に気を配るようにしましょう。

掃除の基本は上から下、奥から手前

登録ヘルパーの仕事をしている方の中には、

「掃除が苦手・・・」

という方もいるでしょう。

そのような方は、掃除の基本を事前におさらいしておきましょう。

掃除では、

  • 上から下
  • 奥から手前

を意識することが大切です。

この2つを意識するだけでも、掃除のスピードと正確性が高まりますので、是非覚えておいてください。

換気をする時、物を動かす時は必ず許可を取る

掃除を行う際は、物を動かしたり、換気をしたりする必要が出てきます。

自分の家であれば、自分の判断、自分の責任で自由に物を動かしたり、窓を開けたりできますが、登録ヘルパーにおける掃除ではこうもいきません。

なぜなら、他人の家だからです。

利用者とのトラブルを避け、安心して掃除を任せてもらうためにも、物を動かす時や換気をする時は、必ず許可をもらうようにしましょう。

掃除のルールは利用者宅に従う

この記事を見ている方の中には、掃除におけるマイルールを持っている方もいるでしょう。

掃除には様々なコツやテクニックがあり、自分で生み出したテクニックやコツを持っている方も多いと思います。

ただ、利用者宅を掃除する場合は、必ず利用者やその家族のルールに従うようにしましょう。

たとえ効率が悪い方法だったとしても、利用者がそのルールややり方で掃除をしているのであれば、登録ヘルパーはそれに合わせなければなりません。

利用者のやり方やルールを無視して、自己流で掃除をしてしまうと、トラブルになる可能性が高くなりますので注意が必要です。

守秘義務を守る

登録ヘルパーにおける掃除では、守秘義務を守るということも大切になります。

掃除をしていると、様々な物が見つかったり、利用者の趣味や嗜好がわかったりしますが、絶対に外部に漏らしてはいけません。

基本的なことですが、利用者に安心してサービスを受けてもらうための大切なルールですので、しっかりと守るようにしましょう。

できる限り利用者の目の前で掃除をする

利用者宅を掃除する際は、できる限り利用者の目の前で行うことが大切です。

そうすることによって、利用者の様子を見ながら掃除を行えるようにもなりますし、トラブルも防げるようになります。

利用者の目の届かない場所で掃除をすると、盗難や紛失を疑われる可能性が高くなりますので注意しましょう。

まとめ

利用者宅の掃除は、登録ヘルパーの仕事における重要な業務の1つです。

登録ヘルパーがしっかりと掃除をすることによって、利用者が快適に生活できるようになりますので、結果としてサービスの満足度も高くなります。

とはいえ、登録ヘルパーにおける掃除には、

  • できること
  • できないこと

が存在します。

時には登録ヘルパーができない掃除を依頼されることもありますが、後々のトラブルを避けるためにもしっかりと事情を説明し、丁重にお断りしましょう。

登録ヘルパーが行える掃除なのか、行えない掃除なのかがわからない場合は、自分で勝手に判断するのではなく、必ず事業所に連絡を入れて確認するようにしてください。

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