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専業主婦として生活している方の中には、
「このまま専業主婦をやっていていいのかな?」
という疑問や不安を抱えている方もいるでしょう。
専業主婦には専業主婦にしかわからない大変さがありますが、社会との繋がりが切れてしまうため自己嫌悪に陥ったり、モチベーションが下がったりするケースもあります。
そこでこの記事では、専業主婦として生活をするメリットやデメリット、社会復帰するメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。
まずは、専業主婦として生活をするメリットについて、詳しく見ていきましょう。
共働きでも家事や育児をしっかりこなしている方はたくさんいますが、時間が限られてしまう分、体力的、あるいは精神的な負担が大きくなります。
専業主婦として生活をすることによって、家事や育児に自分の時間を全振りできるようになりますので、子どもとの時間も作りやすくなりますし、掃除や料理、洗濯などの家事全般も抜かりなく行えるようになるのです。
時間を自由に使えるというのも専業主婦のメリットです。
こう聞いて、
「自由に使える時間なんてない」
「家事や育児が終わるころには夜になっている」
と感じる方も多いと思いますが、会社に行ったり、仕事をしたりという社会的な縛りがないという意味では自由に使える時間が多くなります。
家事や育児を効率的にこなし、自分の時間をしっかりと確保することができれば、趣味や休憩時間を作れるようになりますので、日常生活の充実度を高めやすくなるのです。
夫が配偶者控除を受けられるというのも、専業主婦のメリットです。
配偶者控除が適用されると、
が免除されるため、手元に残るお金が多くなります。
この制度は、専業主婦として生活している間ずっと受けられますので、かなりメリットが大きいと言えるでしょう。
では次に、専業主婦のデメリットについて詳しく見ていきましょう。
何度も解説しているように、主婦には主婦にしかわからない大変さがありますので、口が裂けても「楽な生活」とは言えません。
ただ、ある程度家事や育児のコツが掴めて来ると、限られた時間の中で効率的にやらなければならない作業を終わらせられるようになります。
そうなると、自由な時間ができすぎてしまい、
「暇だな・・・」
となってしまう可能性が高くなるのです。
この暇な時間を有意義な時間に変える術を見つけることができないと、モチベーションが低下してしまい、日常生活の充実度が下がりやすくなりますので注意しましょう。
社会との繋がりが少なくなるというのは、専業主婦ならではのデメリットです。
専業主婦になると、家事や育児がメインの仕事となり、自宅から出る機会が減ります。
お店のスタッフやママ友、ご近所さんと話す機会はあっても、
など、社会的な繋がりを持つことができなくなりますので、人によっては不満を感じてしまうケースもあるのです。
専業主婦になると、夫の収入に頼って生活をすることになります。
役割分担をはっきりさせるという意味では大きなメリットになりますが、万が一夫がリストラされたり、夫が務めている会社が倒産したりすると、路頭に迷ってしまう可能性が高くなります。
では次に、専業主婦が社会復帰するメリットについて詳しく見ていきましょう。
専業主婦が社会復帰することによって、新たな刺激を得られるようになります。
会社に就職をして働き出せば、当たり前のように上司や同僚、部下ができますし、クライアントとコミュニケーションを取る機会も増えてきます。
これらは、専業主婦では経験できないことですので、日常生活における刺激が欲しいと考えている方には社会復帰するメリットです。
専業主婦が社会復帰することによって、収入が上がります。
夫と力を合わせて稼げるようになりますので、経済的な余裕が生まれやすくなるのです。
また、専業主婦として働いている方の中には、
「夫の給料に頼って生活をするのが嫌だな・・・」
と考えている方もいると思いますが、主婦が社会復帰することによって自分でもお金を稼げるようになりますので、自己嫌悪やお金に関するストレスを軽減できるようになります。
では次に、専業主婦が社会復帰するデメリットについて詳しく見ていきましょう。
専業主婦として生活をしている場合、
が主な仕事となり、1日の時間を全て家のことや子どものことに充てられるようになります。
ただ、主婦が社会復帰すると家事や育児だけでなく、仕事もこなさなければならなくなるため、時間配分がかなり難しくなるのです。
家事や育児と仕事を両立することはもちろん可能ですが、決して簡単に行えることではありません。
実際に主婦が社会復帰をした後に、
「家事や育児が疎かになってしまっている」
「子どもとの時間が取れない」
と悩んでいる方もたくさんいますので、慎重に検討していかなければなりません。
専業主婦歴が長い場合、転職が難航することもあります。
企業の中には、即戦力になる人材を探している所もあり、このような企業に応募してしまうと落ちてしまう可能性が高くなるのです。
専業主婦がスムーズに転職をするためには、女性や専業主婦に対する理解がある企業を探していくことが大切になってきます。
女性が働きやすい転職先の選び方は?
転職先を選ぶ時の注意点も紹介!
では最後に、社会復帰したいと考えている専業主婦が注意すべきことをいくつか紹介していきます。
家事や育児と仕事を両立するためには、雇用形態について考えることが大切です。
中には、正社員としての社会復帰を目指している方もいると思いますが、正社員になると拘束時間がかなり長くなりますので、育児や家事が疎かになってしまう可能性が高くなります。
子どもがある程度大きくなっている場合は問題ありませんが、そうでない場合は非正規雇用も視野に入れて検討していきましょう。
専業主婦に限った話ではありませんが、新たな職場で快適且つ楽しく働くためには、自分にあった仕事を慎重に探すことが大切です。
安易に転職先を決めてしまうと、転職後に後悔する可能性が高くなり、最悪の場合短期間で退職することになりますので注意しましょう。
この記事を見ている方の中で、仕事に大きなやりがいや達成感、充実感を求めている方がいるのであれば、登録ヘルパーの仕事を検討してみてください。
介護職には様々な種類があるのですが、中でも登録ヘルパーは利用者宅に出向き、一対一でサービスを提供しますので、大きなやりがいを得られます。
また、登録ヘルパーな働き方は、自分の都合の良い日に働けるのが大きなメリットです。
働く曜日や時間などに融通が利くようになりますので、家事や育児とも両立しやすくなります。
登録ヘルパーについてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、興味がある方は是非チェックしてみてください。
専業主婦として生活するか、社会復帰をするかで悩んでいる方はたくさんいると思いますが、どちらにもメリット、デメリットがありますので、
「専業主婦として生活した方が良い」
「社会復帰した方が良い」
と断言することはできません。
社会復帰をしたいと思っていない場合や、収入面で特に不安がない場合は今の生活を続けても問題ないと言えます。
ただ、少しでも社会復帰をしたいという気持ちがある場合や、経済的な不安やトラブルを抱えている場合はできるだけ早く社会復帰をすることをおすすめします。
とはいえ、安易な気持ちで転職先や雇用形態を決めてしまうと後悔する可能性が高くなりますので、先ほど解説した内容を踏まえて慎重に検討していきましょう。